+

教室レポート(80)        2011






金沢・富山教室 4月19日(火)  


4月になってもなかなか本当の暖かさが戻ってきません、寒暖が激しく体の調子が取れません。


共通:始めに第七〇巻第五章 「花鳥山」を拝読し死後の世界である霊国に上り得る魂の霊的状態を勉強す

る。インド、トルマン国の王妃千草姫と、右守スマンヂーは現界では主従関係にあったが、死後、二人は霊

国に入ります。そこで意思想念の一致により夫婦と成ることをエンジェル(言霊別命)より教えられます。

現界における二人の関係と、心の状況が示され、なぜ夫婦と成るかが述べられています。また、国民の指導

者が赴く霊界の場所も示しています。意思想念や、相応の理など大本独特の考え(詳細は第47、48巻参

照)も出てきます。


4月19日 金沢教室 PM1:30より

第12巻第25,26章を拝読。

第三編 天岩戸開きにおける 須佐之男命と天照大神との関係はたんに古事記という神話の世界と捉えがち
ですが、ここに著された二神の関係は日本海において
誓約(うけい)と言う行為を通して何を約束されたのでしょう

か。また、天岩戸を閉める、開けるとはどの様な意味を持っているのでしょうか。

神話は悠久の時間をわずかな語数でその意味を伝えようと努力された物です。 そこに隠された真の意味を

どう汲み取るかが問題で表面に現れた意味にのみ囚われぬ事が大切だと思います。真の意味は聖師の言霊解

によらなければ解りません。


富山教室 PM7:00より

第14巻第4,5章を拝読。

コシカ峠の谷底で 日の出別神や6人の宣伝使と別れた弥次彦、与太彦、六公は峠に上がった所で野馬に会

い裸馬に乗ります。相変わらず与太をいいながら 弥次彦は馬と、与太彦と六公は牛と会話する夢(木花姫

命の戒めに会いながら) を見ながら進んで行きます。

                                                          阿良田記

次回

5月17日(火) 金沢教室 午後1時30分より 12巻

              富山教室 午後7時より 14巻


青梅教室 4月25日(月)  


霊界物語14巻第14章~17章。

3月は3・11大震災の影響で休会でした。そして震災以後最初の勉強会でしたので、自ら震災の話題から

始まりました。東京もかなり揺れましたが、地盤の堅さ、柔らかさの故か地域差が有った様です。それでも

震度5強、弱位の差か?横揺れの長さは同じですから、肝を潰した方々ばかりでした。神棚からお宮が落下

したのは、わが家だけの様でした。余震は殆ど毎日の様に起きますが、震度3とか4位では驚かなくなりま

た。慣れとは恐ろしいものです。しかし東北地方の頻度はもっと多いので心が痛みます。1日も早い収束

を願
うばかりです。原発事故の収束も先が見えません。人災の極みとは言えども神のご加護を頂き、放射能

の害
が除かれます様祈ります。


物語14章一途川から拝読、弥次、与太、勝彦、六の4人が幽界旅行をして脱衣婆と問答する様子が諧謔を

交えて語られる。ウラル彦、ウラル姫の系統の邪神の陰謀は執念深く、肉体を替えて継続されると言う。

そしてその眷属の者が人民の御魂を引き抜いて、鬼瓦の霊と入れ替えたから皆冷酷無惨な動物霊となって

主霊従の非行を続けている。三千世界は九分九厘まで自由にしたが、もう一輪の所
で邪魔が入ったと言う。

次章、丸木橋の項にも触れられるが、ミロク神政の太柱厳霊、瑞霊、金勝要神、木の花姫神の呑劍断腸の苦

しみが思いやられる。と有る通り大本神業の難しさが語られている。そして三五教は盤古大神と自在天の系

の神にバラバラに骨を抜かれたと言う。まるで現在の大本を表現している様で恐ろしい。

                                             三輪 光佳

次回5月30日・物語15巻に入る

6月は27日。



八重洲教室 4月29日(金)  


 震災より51日目となるが、犠牲者の全貌がまだ明らかにならない為、綾部その他では慰霊祭を控えている

旨の話を聞いた。

 昨日4月28日は弥仙山の祭典があった。明治36年に開祖、聖師、二代、三代がそろって登山した日で、

二度目の岩戸開きの日であった。


 第19巻  第一一章 変態動物  第一二章 言照姫  第一三章 混線  第一四章 声の在所

       第一五章 山神の滝  第一六章 玉照彦

 高城山のウラナイ教の松姫を言向けやわそうと、馬公・鹿公が訪れるのであるが熊彦・虎彦に虐待されてし

まう。熊彦・虎彦・竜若は松姫にそれを咎められて馬公・鹿公に謝り、これらの5人は四足の真似をして松姫

の元へ向うが、立つことも人間の言葉をしゃべることもできなくなり、お節の祈願でやっと元通りに戻る。

松姫は三五教へ帰順するつもりであったが、これで部下の改心もできたとして、館を立ち去って行く。

 バラモン教の谷丸・鬼丸とウラル教のテルヂー・コロンボの玉照彦の争奪戦が面白おかしく展開する。松姫

を鉄拳でたたきつけ玉照彦を攫って行くのであるが、それは石であり、その後改心していく。松姫は二女神の

指示で来勿止神を訪れ、山の神の滝での修業を命ぜられる。修業を終えた松姫は高熊山の岩窟に行き言照姫の

命令を受け、玉照彦を迎える。神人幾百人ともなく道の左右に整列して奉迎した。玉照姫が三五教に行った時

とはだいぶ様相が異なるなるのが不思議なところだ。

                       
                                                         桜井道彦記