高照姫報
綾部教室では、先月につづいて「霊界物語」第四巻の勉強会が行なわれた。
-常世会議-は話が複雑なので、皆さん熱心に取り組んでおられる様子であった。
〜邪神に憑依された八王大神常世彦が、表面上は世界永遠平和の基礎を確立する為の常世会議を開催し、その実、
世界を掌握せんとの欲望を完全に達成する為に、八王神の廃止と、自分たち以外の武備の撤廃議案を通過させようとするが、
もとより大神の御神慮に背いた行動である為、九分九厘のところで突如急病に倒れ議場を退くのやむなきに至る。
そこで、容姿も瓜二つの道彦が常世彦の替え玉として送り込まれ、先程の常世彦一派の提案をことごとく撤回させてしまう。〜
常世彦の手法と ”他国には核を持つなと言いながらいっこうに自らが持つ核兵器の削減をしようとしない米国” のやり方は
そっくりであり、常世会議の有り様も国連を連想させる。常世の国…北米とあるのも今日の国際政治の問題を照射しているようで興味深い。
次回は、国祖御隠退の経緯について学ぶ。
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