教室レポート(55) 2008
金沢教室 11月18日(火) 午後1時より 富山教室 11月18日(火) 午後7時より 6巻 第19章~22章を勉強 第四編第十九章 祓戸四柱より 野立彦命、野立姫命、二神は古事記に出てくる神名で、野立彦命は日の大神、野立姫命は月 お話の中で、キューリのつるは早朝伸びて巻き付くそうです。人が指を出すと巻きつく人と そして我々は魂の中に天も地もあると言う生命観を神から戴いておりながら、現代は霊性の 『・・・その時もっとも役立ちしは神示の方舟のみにして、金銀銅の三橋より垂下する救いの 第二十章 善悪不測 この章は事の善悪について述べられています。来年より、裁判員制度が始まりますが、人が人 次回 金沢教室 12月23日(火) 午後 1時より 6巻 富山教室 12月23日(火) 午後 6時30分より 6巻
第十六巻 第17章 谷の水 から 第20章 思はぬ歓び まで いよいよ八人乙女の活動が始まります。特に英子姫の侍女の悦子姫に眼をみはります。 悦子姫は厳然と・・『ハァー一同の方々、妾は日の出神の神霊を身にあびました。-』 17歳の乙女・悦子姫は神様になってしまいます。浮動飛散していた色々な光玉が彼女の中へ入 ったとたんに神格が加わり『優しきうちに冒すべからざる威厳を備え言葉さへとみに荘重の度を 加えて・・』-。 さて英子姫と悦子姫が日本へ上陸したとき、天橋立の竜燈松でこの二人の少女の上に寝ころんだ と言う鬼彦、鬼虎のことをちょっと。 大江山の鬼雲彦の部下だったのが改心して、なんと殺そうとしたその悦子姫を師と仰ぐことに なってしまいます。 人里はなれた一軒屋に、年老いた夫婦とその孫が細々と、それでも楽しく幸せにくらしていま した。そんなところへ一年前に押し込み強盗がやって来たのでした。お爺さんは平助、お婆さん はお楢、何だかにおってきそうな名前ですが、この際あまり関係ありません。 平助『去年のこの頃のことだった・・庭の隅でもよいから泊めてくれと言う二人の旅人が出て 来よった。・・そいつが又どえらい悪魔で大江山の鬼雲彦の家来とやらで、なんでも鬼彦、鬼虎 という、それはそれは悪い奴じゃ、そいつめが爺と婆とが爪に火を点して貯めた沢山の金を掠奪 (ふんだく)り天にも地にも掛け替えのない一人娘をかっさらえて、今に行方がわからないのだ ・・・』。 悦子姫の指示に従って音彦、加米彦一行は比治山に向かうのですが途中日が暮れてこの一軒家 に泊めてもらおうとしたのですが、去年ひどい目に合っているので交渉がうまくいきません。泊 めてください、いやだめだと押し問答の所へ連れ去られた娘のお節がなんと悦子姫に助けられて 帰ってきたのでした。音彦ら一同は泊めてもらえることになりますが、旧悪の報いとでも言いま しょうか改心したとはいえ、鬼彦、鬼虎の二人だけは可愛そうに泊めてもらうことは出来ません でした。しかし神様は二人の改心を知っておられ、やがて「羽化登仙」(17巻)ということに なります。 水谷記
月山に 白雲立ちて 時雨けり 瑞月 昭和3年に出羽三山に行った時の句。月山の山頂には月読尊が祀られている。 田中茶能介氏談 第十五巻 第一〇章 神楽舞 第一一章 大蛇退治の段 第一二章 一人旅 いいいよ神素盞鳴尊が主人公として登場する巻となった。 第一〇章では天照大神との誓約の後、八十猛の神の無謀な振舞いの罪を背負い高天原を神退ひに 退はれ給う。日本の神社の祭神で一番多いのは素盞鳴尊だそうだが、罪の救済をする神であるとの 認識をあらたに思わされる。 古事記言霊解の大蛇退治の段では、霊界にては国常立大神、顕界にては神世開祖出口直子刀自よ り万民の救済を一任され、八岐大蛇を退治するところが示される。古事記の一字一句の解釈が今の 世に照らしみると非常に意味深い。 第一二章では、母伊弉冊命よりの「・・数多の神人の罪汚れを救うは汝の天賦の職責なれば、千 座の置戸を負ひて洽く世界を遍歴し、所在艱難辛苦を嘗め・・・」との言葉より素盞鳴尊が贖罪神、 救世神であることが現されている。 |
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