教室レポート(29)        2006

赤坂教室 7月16日(日)

 今月より4巻に入る。1~3巻までの神諭(神示、神勅)をまとめると、

原稿用紙20枚になる。

 大本神諭は霊界物語と共に2大教典だが、現在平凡社より市販されている。

 「 雲ひくし 山も煙りて ほととぎす 」  瑞月

 「雲ひくし」のところが壮大な句。
                             田中茶能介氏談



 ほととぎすは沢山出てくるが、象徴的なのは国祖の神の言葉と例えられる。

 第四巻  序
      総説
      第一章  常世会議
      第二章  聖地の会議
      第三章  使神の派遣
      第四章  乱暴な提案
      第五章  議場の混乱
      第十一章 敬神の自覚

 常世の国の八王大神(常世彦)は世界各山各地の八王八頭を常世城に招集し

常世会議を開く。盤古大神を奉ずる八王大神側の美山彦と大自在天側の大鷹彦

は武器の撤廃と天地の大神の定めた八王の廃止を提案し、常世彦の指揮により

一大示威運動が開始される。地の高天原の使者行成彦は八王の廃止に反対し、

議場は混乱してゆく。この混乱の結果常世彦をはじめとする神司は天地の大神

の神慮に反し、律法を軽視したこと等に悔悟の心を起こす。

 折りしも北朝鮮のミサイル発射より国連安保理での北朝鮮非難決議が採択さ

れた時であり、今後の中東情勢をめぐっても各国の動きが気になる時であるが

この物語の常世会議と比較して何が間違っているのか考えさせられる。


   次回は9月17日(日)国祖の隠退

   

 
                                       桜井道彦記('06.7.17)


亀岡教室 7月19日(水)


 7月19日に霊国の地、聖地亀岡に待望の教室が開設された。

梅雨前線の影響で朝には警報も出ており心配したが、聖師様も喜んで戴いている

様で、高熊山参拝の待ち合わせ時刻には雨もすっかりと上がり、改めて御神力の

絶大さを実感し神恩の深さに感謝する。

瑞々しい雰囲気の山道。轟々と唸りをあげて流れる谷水を見ながら岩窟を目指す。
 
四十八個の宝座の前で、信一先生の先達で「神言」、「基本宣伝歌」を奏上し、

続いて第19巻、第1章「高熊山」の拝読を聞く。

終わって麓の亀岡教室の世話人、長谷川洋さんのお宅に移動。奥様の心尽くしの

お昼を頂いた後、亀岡教室はゆかりの巻、第19巻から始まる。
 

先ず、現地拝読の第1章「高熊山」であるが、心に響く言葉がたくさんあった。

梅咲き匂ふ春の夜半、牛飼ふ男子の枕辺に、忽然として現はれ出でたる異様の輝

き、眼をみはり眺むれば、世人の無情残酷を、うら紫や青黄色、神の大道も白玉

や、赤き心の五色の玉は、賤が伏屋の室内を、右往左往に飛び交ひて、何時とは

なしに男子の身体目がけて、或は胸に、或は腹に、肩に背中に滲み込み、男子は

忽ち心機一転して、三十路に近き現身の、命毛の筆執るより早く、苦労する墨硯

の海に、うつす誠の月照の、神の御霊に照らされて、床の間近く立ち寄りつ、壁

にさらさら書き下ろす、天地大本大御神、今日は昨日に引き替へて、この世に神

なきものをぞと、思ひつめたる青年が、恭敬礼拝神号を唱へつつ、吾が身の罪を

詫ぶるをりしも、門の戸を叩き訪ふ者あり。・・・

・・・女神『われこそは三千年のその昔、国治立の大神と共に、中津御国の聖地

を後にして、根底の国に到りしが、一度に開く梅花の時を得て、再び天に舞ひ昇

り、今は西王母が園の桃、花散り実のる時ぞ来て、皇大神に奉らむ。時遅れては

一大事、小幡明神の承諾によりて、今より汝が命の体を借らむ
 

梅咲き匂ふは、聖師様が木の花(梅)瑞霊の性であることが象徴的に、最初から書

かれている。

五色の玉は、・・・、肩に背中に滲み込みは五大父音が連想される。

汝が命の体を借らむとは西王母、坤の金神・豊国姫神のこと。

聖師様の御神格、御使命について随所に書かれており、一字一句を咀嚼しながら

拝読したいところである。
 
第8章 大悟徹底 を拝読する。
 
紫姫と青彦はウラナイ教の黒姫等を騙して三五教へ玉照姫を送りとどける。この

事について後日紫姫、青彦に神素盞嗚大神の御神意が伝えられる。その内容は、

『其方事は神界経綸の玉照姫を、天地の律法を忘却し、権謀術数の秘策を用ゐ、

反間苦肉の策を以て目的を達したる事神意に叶はず、・・・・・、汝等は此責任

を負ひて宣伝使の職を去るべし、との厳命でござる』これに対し、青彦はやや不

満であったが、紫姫は翻然として承服する。使者の伝言により、高姫一行は世継

王山麓まで玉照姫を奉迎に参上した。その間の事情を聞いた高姫は神素盞嗚大神

の公平無私な大精神に感動し、心底から瑞の御霊の大神に謝罪し、一旦フサの国

の本山へ帰ってしまった。

 
権謀術数的偽策を弄して五六七神政の貴の御宝を手に入れたことが、厳しく戒め

られている。御神慮に叶うには、どこまでも惟神的でなくてはならない。御神諭

にも「どんな良い事でも誠で致した事でなければ、毛筋の横巾程でも悪が混りた

ら、物事成就致さぬぞよ」と。

また、神素盞嗚大神の御神意を理解したのは高姫であり「・・・今が今まで瞋恚

の雲に包まれ、執着心の悪魔に囚はれて、・・・」と、本心を暴露し一応の改心

の情を述べており、一方の黒姫との身魂の差が現れている。
 
次に 第9章 身魂の浄化
 
荒鷹、鬼鷹は、高城山の麓の千代川の郷で、二人の稚児を伴なった白面豊頬の女

神に会い、小さい紫の玉を額に打ち込まれる。女神は荒鷹に隆靖彦、鬼鷹に隆光

彦と名を与え、神名をあかさず神姿はけむりと消えてしまう。二人はたちまち身

魂浄化して丹州そっくりの女神姿となった。その後、馬公、鹿公に出逢う。二人

の向上したのを信じない馬、鹿の両人に、信仰の妙諦について宣伝歌をうたって

疑いを晴らす。

その歌は『・・・人は心が第一よ  霊魂研けば忽ちに  鬼も変じて神となり

  心一つの持ち方で  神も忽ち鬼となる  さは然りながら人の身の  

如何に霊魂を研くとも  神の力に依らざれば  徹底的に魂は  清まるもの

に有らざらむ  自力信仰もよけれども  唯何事も人の世は  他力の神に身

を任せ  心を任せ皇神の  救ひを得るより途はない  人の賢しき利巧もて

  誠の道を究めむと 思ふた事の誤りを  今漸くに悟りけり  (あゝ馬公よ

鹿公よ)  人間心を振り棄てて  唯何事も惟神  神の他力に打ち任せ  誠

の信仰積むがよい・・・』
 
まさしく信仰の妙諦である。これを徹底するには、これまた神の力に依るしかない。
 
とても充実した第1回の勉強会であった。

主神の顕現、瑞霊聖師様に一番の御因縁の地、亀岡に誕生した霊界物語の教室、

今後が大いに楽しみである。
              
 
次回は、八月十五日。



富山教室 7月25日(火)


 長い梅雨の合間に、ようやく雨がやみ、前に立山連峰、後ろには日本海に長く延び

た能登半島を見ながら絶好のロケーションで勉強会が始まりました。

 始めに出口聖師が30代に書かれ、大本信徒が夕拝に奏上する祝詞『感謝祈願詞(みやびのことば)

の解説があり、毎夕あげる祝詞の意味を再認識させられました。

 物語は15巻の20章から22章までを勉強。20章「五十世紀」は玉彦、楠彦、

 厳彦の3人が鏡岩(第二天国から第一天国に昇る関所)に行当たり、突
破する手立

 てを思案している場面で、言代別の松彦に落し物を指摘されます。

厳彦が気付き『・・・そうして最も一つ大事なのは、神界旅行に必要なる天津祝

 の奏上や
(かみ)(ごと)の合奏であった。・・・現界に居る時は一生懸命に、宣伝歌を(とな)へ、

 天津祝詞の言霊を朝夕奏上したものだ。その言霊の奏上も天国に自分も救

 われ、数多の人を救はむが為であった。然るに其の目的たる天国に舞い
(のぼ)りながら、

 肝心の宣伝使の身魂を何時の間にやら遺失してしまひ、心の駒は有頂天と

 なって空中に飛散してしまっていた。あヽ天国と云う処は,油断のならぬ

 処だな、結構な処の、気遣いの処で怖い処だ。

 サアサアご一同様、天津祝詞を此の鏡岩に向かって奏上致しましょう』・・・

 天津祝詞を一心不乱になって
百度(ももたび)(ばか)り奏上したとあるように、物語には如何に祝詞

 (言霊)が大切かが、常に出てくるテーマです。


 天国に身の丈二尺(60cm)ばかりの男女五人ずれを見て、

 松彦『現界は二十世紀といふ、魂の小さい人間が住まつて居た時代を超過し、既に

 三千年暮れてゐる。現界で云へば、キリストが現はれてから五十世紀の今日
だ。世

 は漸次開けるに伴れて、地上の人間は労苦を厭ひ、歩くのにも電車だとか、
自動車、

 汽車、風車、羽車等に乗つて天地間を往来し、少しも手足を使はないも
のだから、

 身体は追ひ追ひと虚弱になつて最早五十世紀の今日では、コンナ弱々
しい人間にな

 つて了つたのだ。併し乍ら、十九世紀の終りから二十世紀にかけて
芽を吹き出した、

 三五教の教を信じ不言実行に勉め、労苦を楽しみとしてゐる人
間の系統に限つて、

 夫れと反対に六尺以上の体躯を保ち、現幽神界に於て、神の
生宮として活動してゐる

 ミロク人種もありますよ』とあるように、タバコを買い
に行くにも車を使う現代人へ

 の警告でしょうか。

 その他、自分を維持してゆくための執着心のあり方や、21章、22章では本当の

 救い主は誰であるかが示されてあります。また、物語の口述され大正11
年に既に、

 現在の通信機関を予言され、又、未来の空中交通機関をも予言され
ている事に驚かさ

 れます。




金沢教室 7月26日(水)


 55巻の序文より入る。序文の意味の素晴らしさはもとより、初めに組んだ1行の文字

数を現在の40字に組み替えたら、行頭の1字を横に読んでいくと意味
が繋がっていく事

に、霊界物語の口述が如何に神様の作品かが如実に感じさせら
れました。

 物語は23章から32章までを勉強。盤古大神の系統による神都地の高天原の占領戦と

世界各地における戦い。素盞鳴尊の和魂である大八洲彦命のご活躍は

 木花姫命は大八洲彦命にむかひ、

 『今天より汝に真澄の珠を授け給ひたり。今また海中より奉れる此の潮満、潮干の珠を

改めて汝に授けむ。この珠をもつて天地の修理固成の神業に奉仕せよ』

と厳命され、空前絶後の神業を言依さしたまうた。大八洲彦命は、はじめて三個の珠を得

て神力旺盛となり、徳望高くつひに三ツの御魂大神【瑞霊】と御名がつ
いたのである。 

とある様に、神名を得る経緯が示されている。

 大本には三段の型(仕組)があるとお示しになっているが、綾部と日本、世界も一つの

地理上の型なら、第四篇は35万年前の神界での出来事が、現界で一つ
の型として表わさ

れたとも言えるようで、現実の人たちがモデルとなっている処
がいとおかし。




台中教室 7月29日(土)


 先ず、霊界物語勉強会のHPを見ながら、イランでの祭典、友好使節の旅の報告をする。
  
 前回までは23巻で常楠と虻公、蜂公、後の照彦、清彦の出自を明らかにした。

 今回は、一足飛びに27巻へ。
 
劉、長谷川ご夫妻の二人の娘さんたちは里帰りの間に三丹主会の少年夏期学級に参加したこ

とで大本や霊界物語に興味を持たれた様で、随分と拝読も上手くなった
感じで、第12章湖上

の怪物を1章だけではあるが、役割拝読の形で音読する。
 
常楠と若彦は熊野の滝に参拝の際、木花姫の神が顕れ、「琉球に渡り荒神を言向け和し竜神

より珠を受け取り玉照彦、玉照姫に奉れ」との命を受け、その琉球の神島にある
ハーリス山

の深谷の湖に到着し、あとから応援に駆けつけた、言依別、国依別と共に
愈々竜神に琉、球

の宝玉受取りの談判をする。

見事、国依別の言霊にハーリス山の竜神、大竜別命、大竜姫命の一の眷属、竜若彦命と称する

怪物は消えてしまう。

以上、次回日程は未定