教室レポート(17)        2006
               
 浅草橋教室 1月22日(日)

丹州報

 第18巻の途中より学ぶ。神スサノオの大神の八乙女 英子姫は弥仙山に登り、父神スサノオの大神の神勅に

よって、一つの経綸を行なう。その後を追って悦子姫(英子姫の従者)、加米彦、音彦、夏彦は弥仙山へと向かう。

一行四名は弥仙山の麓で豊彦と出会う。豊彦に尋ねたいことがあるのでと呼び止められ、一行は豊彦の家を

訪れる。豊彦の妻 豊姫とその娘 お玉の三人暮らしだが、そのお玉は身重で十八ヶ月になるという。

 悦子姫は妊娠であることを告げ、人間と人間との息から出来た子ではないことを知らせる。七人の女神の中で

随一の、厳の御霊の大神がお生まれになると言う。産気づくお玉を四人は助け、ついに赤子の誕生となる。

名を悦子姫が玉照姫と付ける。弥仙山には木の花姫が鎮まる。丹波の富士とも称えられる聖山である。

 第4章 四尾山まですすんだ。
                  


 青梅教室 1月23日(月)

小島別報

 第2巻、39章から。

 黄金水から出た12の玉は邪神 竹熊らの奸策により、その10個まで奪われる。鶴若はその中の一つ赤玉を

奪われ、鶴となって啼いていた。太白星(金星)の精霊 生代姫は新たに12の国魂を鶴若にさづける。この玉を

地の高天原の大八洲彦命に献上。大八洲彦命はこれをよろこびシオン山に十六社の宮をつくり、その宮の

神体としての国魂をおさめる。邪神たちは常世姫の配下の者らが、その国魂を奪取せんとシオン山を攻める。

正神界の天使もこれを守るためにシオン山に立て籠もる。ようやくにして12の国魂は守られる。

 常世姫は手段を変えて言霊別命の従神 花森彦に唐子姫を近づけ、花森彦の心をうばい、言霊別から遠ざける。

壇山にいる花森彦を聖地に呼びもどすために稚桜姫命の夫神 天稚彦が呼びもどしに行くが、ミイラ取りがミイラ

のたとえの如く、天稚彦はもどってこなかった。

 天地は麻の如く乱れている。国祖国治立尊と豊国姫は天道別命(モーゼ)、天真道彦命と共に 天地の律法を

定める。内面の律法と外面の律法が制定される。

 さて稚桜姫は玉照彦とあやしき関係が生まれる。このような時、夫神 天稚彦が還ってくる。この二神は国祖より

天則違反の罪に問われ高天原を追われる。

                 天より高く咲く花の地獄の釜のこげおこし

 次回は第3巻へ

                     



 富山教室 1月24日(火)

初公報

 富山は先月 雪のため中止。2ヶ月振りの勉強会。

第12巻。この巻は霊主体従シリーズの最終巻。第1〜3篇は天の岩戸開きとなっている。ここで一人一人の心の

岩戸開きとなるように仕組まれているようである。

 本日は第2篇から。蚊取別命は三十三相に身を変える 木の花姫の化身である。イホの都の暴れん坊 初公を

改心させながら、さらに国光彦、高光彦、玉光彦という万寿山の磐樟彦の三人の息子、月・雪・花の三女神を更に

霊の研きをかけるため白瀬川の滝の悪竜を言向け和す神業を開始する。しかしこの滝の悪竜を言向け和し改心を

させるというのはある迷いで、その実、自己の中にひそむ大蛇を追い出すという意味である。これに気付いた玉光彦

は”自分の心の奥に白瀬川の大瀑布が懸り、そこに大蛇の悪魔が巣ぐうている。身外の敵は容易に征服できるが

身内の敵は退治が出来にくい”と。そして、自らの魂の悪魔を追い出し、はじめて悪魔を征服する資格が出来ると

述べる。

 霊界物語の本質もここにあるとの感を深めた。