+

教室レポート(117)        2014










八重洲教室 5月24日(土)  


 冒頭で、鎌田東二先生の本の話や、かつて出口王仁三郎聖師について講演を行ったこと等等の話等を聞い

た。

 また五島列島のかくれキリシタンの慰霊祭及び大本への集団改宗の話を聞いた。


第31巻  第一七章 新しき女  第一八章 シーズンの流  第一九章 怪原野  第二〇章 脱皮婆  

      第二一章 白毫の光  第二二章 神の試  第二三章 化老爺  第二四章 魔違

      第二五章 会合    

 恋の擒となった秋山別とモリスは紅井姫とエリナとあてどもなく進み行く。紅井姫は秋山別に愛想を尽か

してシーズン河に身を投げてしまう。エリナも二人に愛想を尽かし、二人をシーズン河に投げ込み、自分も

煙となって消えてしまう。

 秋山別とモリスは霊界へ行き、骨と皮ばかりになった亡者と問答になったり、脱皮婆と問答したり、赤青

の鬼が引く火の車に乗せられて焦熱地獄の門の前まで連れていかれる。この時眉間の白毫より光輝を発する

神人に救われ、現界に目覚めてみれば、国依別・安彦・宗彦に救われていたのであった。

 二人は悔い改め、国依別の弟子となりアマゾン河の両岸にある大森林の魔神を征服すべく、進み行くので

あるが、途中様々な神の試しに合ってようやく言依別・国依別等と合流する。



 またNHK朝の連続ドラマでモデルとなっている柳原白蓮を王仁三郎聖師がかくまっていた話も面白かっ

た。
              
                                          桜井道彦記


青梅教室 5月26日(月)  


                                    19時~於、青梅市民会館


5月は19巻の最後の部分と20巻の最初の部分を拝読しました。

物語第19巻、第17章、言霊車、霊の礎(5)。第20巻、序、凡例、総説歌、第1章武志の宮。

19巻は玉照’彦誕生の物語であるが、高姫、黒姫、松姫らの改心物語でもある。15巻から登場したウラ

ナイ教がアナナイ教と交錯しながら、素尊を誤解していた事を覚って第一回目の改心劇が展開される。

天地の律法では、他人を欺く事が禁止されているが、若彦、紫姫らの黒姫をだます策略を素尊に咎められ

伝使すら取り上げられる措置に、高姫が感動する場面は真心が如何に大切かを教え
られる。又改心して高熊

山の滝で修行させられた松姫が玉照彦を懐に奉迎するお役を与えられる。松姫が
神の経綸として果たす役割

はいったい何か?将来伊都能売の働きをする玉照彦を補佐するのに、ウラナイ
教から改宗してからと言うの

には意味があるのであろう。ウラル教、バラモン教等とも一緒に神を祀ると
ころは物語に描写されていて、

アナナイ教単独だけでなく、究極のところは一神に帰着するも広く手を携
えて救いの神業に邁進せよとも受

け取られる。

今日拝読した言霊車の宣伝歌は、大本の歩みそのものと教え全てを網羅して有り、おほもとの神髄が凝縮

れている。今3次事件の渦中にあるが、聖師に帰れと呼びかけられている様に思わ
れる。

                                           三輪光佳

              次回、6月23日(月)19時~於、青梅市民会館。