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教室レポート(100)        2012







金沢・富山教室 12月2日(日)  

金沢、富山合同で出口孝樹先生と宣教部長谷川氏を迎え昼食を挟んで5時間に渡って行われました。

先ず、神前礼拝が行い、その後先生のお話を伺い、物語第15巻、第4編神行霊歩、第19章「第一天国」から

勉強に入りました。


出口先生のお話

霊界物語はなかなか最後まで通して読めない、1巻から始まって7巻まで行き、又1巻から始まって5巻で終

ると云ったように何度も同じ所を繰り返して読んでいる。しかし、そのつど新しい発見があり、登場人物の言葉

の中に心を動かされるものが有る。そして心が転がされているような思いがし、次第に魂が磨かれていくようだ

。聖師は頭の中に残っている記憶はカスばかりで、大切なことはみな血となり肉となっていると教えられていま

す。従って記憶に残らないことを気にしないでどんどん読んで血や肉にし、どんどん忘れて行ったらよい。どん

どん読んでどんどん忘れて行きましょう(笑い)。

今年一年を振り返ってのお話がありました。

10月の初めに行われた「感謝(ゐやび)の祭」は神様への感謝に始まり、「総ての生命に慈しみと感謝の心を

」との趣旨で行われました。

祭典と祈りの場所があり、歌や音楽、踊り等様々な催し物があり、小さなテントには衣食住に関した物が売られ

、また、出口聖師の作品が展示されました。運営は大本が行うと云うより綾部在住の多くの若者や早くから農村

に憧れて綾部に移り住んだ人達、震災後に綾部にきた人、その他全国からボランティアで駆けつけてくれた人々

によって行われました。

 大本は聖師の教えを広めて行く団体ですが、聖師は宗教と云う枠を超えて教えを広めて行くことを望まれてい

たので、今回の「ゐやびの祭」を通して既成の垣根を取り払って大本の教や人の繫がりが広まって行けたらよい

との考えから始められたそうです。

     八雲立つ出雲八重垣妻込みに

         八重垣つくるその八重垣を

 これは素盞嗚尊が櫛名田姫との結婚で読まれたお歌です。

一般には新婚の夫婦の新居を築いた喜びの歌ですが、結句はその八重垣をの「を」で終わっています。そこには

続きがあることを窺わせます。聖師は実は八重垣によって閉ざされた垣根を取り払うことが大切と示されていま

す。八重垣は実は物を隔てる障壁でありその障壁を取り除くことに本当の意味があると示されています。国の制

度や、思想、言語などの束縛を取り払い神の下に一つになることが大切です。

会場の中に祭壇を設け祝詞をあげることが受け入られるか、その提案に初めはためらったそうですが、外部の人

達の理解を得て実現しました。

その他この一年の信徒連合会の動きをお話しされました。


 続いて、霊界物語第15巻、第4篇 神行霊歩 第19章「第一天国」、20章「五十世紀」、21章「帰顕」、

22章「和と戦」までを勉強。

第19章「第一天国」では天国の様子が描かれています。「天空を轟かし一道の光明と共に天の磐船」が飛んで

きて、一行の前に静かに降りてくるとあるのでオスプレーのような感じもします。しかし、機体は宝石で飾られ

、翼は絹でも毛でもない強い織物で造られ、撫でると得も言われぬ微妙の音響を発したとあるので、なんとも不

思議な素材です。最近は飛行機も炭素繊維で出来るようになったので、将来はここに書かれたようにもっと進歩

するのであると思えば、この様をイメージしてみるのもまた楽しいことです。そしてこの情景は聖師が想像して

書かれたと言うより、いかにも天国の情景を霊眼で見ながら御口述されているように思います。

 「此谷間は河鹿の名所なり」とありカジカに話がおよびました。河鹿はカジカ蛙でありその声の美しさが話題

になりました。実際の声を携帯から聞き、鳥のさえずりのようなその美しい鳴き声に聞きほれました。そして、

この近くでは富山の有峰や、福井の永平寺でも実際に聞くことが出来るそうです。

天人は紫摩黄金(金の中でも最高のもので紫味を帯びている)の肌を持ちとあるので仏像が金色に輝いている

のはその意味なのでしょう。又肉体は淡雪のように柔らかだとも書かれています。

人鳥と云う不思議な鳥が出てきます。ここにも話が及んで。こうした怪鳥(学)は○○長といって人の上に立ち

、世の中を乱した人間であろう。と何か諷刺的です。
    
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20章「五十世紀」では三人が鏡岩を越えて第一天国に行くためには馬と人間の死骸を落したので拾って来いと

あります。それはまず「吾々の身魂が天国の美はしき光景に憧憬れ魂を宙に飛ばして了つたといふ謎であつた」

とあり「言霊の奏上も、天国に自分も救はれ、数多の人を救はむが為であつた」とあります。言霊、即ち天津祝

詞は「禊ぎ」をして身を清め、「空中に飛散して了つて居た」魂を鎮魂することであると気付きます。天津祝詞

を一心不乱になって百回も唱えたとあり、それだけしなければ魂が臍下丹田に納まり身が清められないようです

また、ここで、先生より人の本体である正、副、本守護神についての説明がありました。


第21章「帰顕」では国祖国治立命に次いで神素盞嗚命がお出ましになり、「われこそは豊国姫神の分霊否伊都

能売の身魂、神素盞嗚なるぞ」と宣示されます。ここで素盞嗚命の神格がわかります。一般に素盞嗚命は豊国姫

(伊邪那美命)のお子様(分霊)となっていますが、本当の御神格は厳と瑞との働きを合せ持つ伊都能売の身魂であ

り、神素盞嗚命は天のミロク様であることが判ります。ここで、神素盞嗚命は神の伊都能売の身魂であり、聖師

は人の伊都能売の身魂です。


「地上の世界は炎熱甚しく相成りたれば、今は罪軽き神人は残らず、日の御国に移住をすることになつてゐま

す」とは神の教えを守らぬ人々によって地球は益々温暖化(地獄化)が進み、日の御国(日本か)以外には住め

なくなって来たのであろうか。そして、指先で文字を書き意思を伝えると声となって伝わる交通《通信》機関は

21世紀の初期から開始されたとあり、正に今日の携帯電話やiPodのフェイスタイム等がそれである。また、こ

れは天の高天原と地の高天原とを結ぶ文書往復の手段とあります。

271頁の終わりに『唯今地の高天原に誠の神の教を伝ふる言依別命、玉彦、厳彦、楠彦の四柱が御出でになり、

国治立の大神様、又神素盞嗚の大神様に御対面遊ばされ、唯今十重の高楼に御上がりになつて、四辺の景色を眺

めてゐられます。天の高天原に於て此の方々に対して御用がございますれば、直に御返事を下さいませ。左様な

ら』とあり、死後我々が行くのは地の高天原のようです。

274ページに「一瀉千里の勢を以て電波よりも早く、西の空を目蒐けて進み行く」とあります。松彦は四人に空

中交通機として、「金色燦然たる鳥の翼の如きもの四組」を渡します。我々は電波(光)が一番早いと思ってい

るのでこの交通手段は何でしょうか。ここは霊界なので想念なのか、または第12巻で蚊取別が祝姫を夏山彦の館

に届けたワープ(空間のゆがみを利用して瞬時に目的地に移動すること)マシンのようなものなのか。それとも

全く新しく別のものが発明されるのか? とても興味があります。


第22章「和と戦」では、斎の館に鬼雲彦が攻めてきます。亀彦や駒彦が慌てふためいて駆け出そうとすると

ころを、愛子姫によって足を引っ掛けられて倒れます。八嶋主命は「・・・吾々は敵の攻撃に任せ無抵抗主義を

とるもの、元より勝敗の数は歴然たるものに御座いますれば、何程慌た処で結果は同じ事ですよ、先づは刹那心

を楽しみませう。」と八嶋主命や言依別命が泰然自若としており、鬼雲彦の一隊に「ウン」と一声霊縛をかけま

す。刹那心は一切を神に任せる心です。こうした場面はここだけでなく、第16巻第5章「秋山館」でも見られ

ます。

等のお話しがあり、全体を通して今回拝読させていただいたところは大変面白い箇所でした。

                                       阿良田記

次回  金沢教室 1月21日(月) 午後1時より 14巻

    富山教室 1月17日(木) 午後7時より 15巻、16巻


八重洲教室 12月15日(土)  


 冒頭にて、12月12日に富士山の麓で行われた国生み祭の模様を聞いた。


第26巻   第七章 鈴の音  第八章 虎の嘯  第九章 生言霊  第一〇章 船歌  第一一章 言の波

       第一二章 秋の色


 前回に引き続き、秋山館に五つの玉が着き、それぞれの歌が続く。五十子姫、音彦、杢助、言依別が自ら歌い

、自ら舞うのであるが、杢助は神素盞鳴大神の指示で樵となってお杉を娶って初稚姫を生んだことや、言依別が

今日を境に神素盞鳴の千座の置戸を負うたことに習って仕えると誓うところが注目される。

 神宝は神輿に納められ御船に安置され、由良川を溯って聖地に向かう。船中でも歌が続いていき、国依別はか

つて兄弟と知らずに夫婦となっていた罪を許されて宣伝使となったことや、高姫等に三つの玉が琵琶湖の竹生島

に有ると嘘を言ったこと等を披露する。

 船は聖地の吉美の浜辺に安着し、錦の宮に納まる。この日は九月九日であった。

                  

                                           桜井道彦記


青梅教室 12月24日(月)  


物語17巻第3篇鬼ヶ城山。第12章花と花、13章紫姫、14章空谷の足音。


メソポタミヤの顕恩卿を追われ、日本に帰り大江山に立てこもった鬼雲彦一派はここも鬼嶽彦らに逐い退われて

、峰続きの鬼ヶ城に第2の砦を構える。そして神素盞嗚大神、国武彦大神の
神政成就の経綸地桶伏山、四尾山を

占領しょうと画策する。鬼ヶ城の手前に岩窟を穿ち連携しながら攻
撃の機会を窺っている。その岩窟に囚われて

いる紫姫、馬公、鹿公は神の使いの丹州に救われる。この砦
にて、悦子姫、音彦加米彦、青彦らは丹州が豊国姫

の分霊と知らされる。邪神らの企みの上を行く神素盞
嗚大神の神策に改めて驚く。紫姫の従者馬、と鹿の両名、

又ウラナイ教からの改心組の夏彦、常彦が加
わり鬼ヶ城をめざし、言霊戦を開始する前までの輪読会で有った。

折りしも今日はクリスマスイブ、茶菓を
摘みながら拝読会の感想等で楽しい2時間半がたちまち過ぎる。ウラナイ

教は邪教だが、アナナイ教と密
接不離の関係に有り黒姫がいみじくも語った、神素盞嗚尊の瑞霊を押し込めるの

がウラナイ教の主旨だと
するのは、聖師が現実に味わった初期の大本の姿でも有って、艮の金神中心主義はウラ

ナイ教で有った。
などの話しから、実は大本神観もまだ確立されていなくて、現在を迎えている事が第3次大本

事件の本質
で有ろうと思われるとの結論に至り、散会した。

                                              三輪 光佳

次回1月28日、17巻