物語関連歌(6)



村肝の心の塵を払はむと
    暇ある毎に物語読む

惟神神の御霊の幸はひて
    此物語世にてらしませ
               物語第三七巻第一五章
敷島の歌もて読める物語り
    都の巻の一部を読みおく

問題にされたる霊界物語は
    皆御神諭の義解にぞある

浪速江のよしとあしとをかき分けて
    遠き神代の物語する

天火水地結ぶ紫色の宝玉は
    弥勒神示の霊界物語(ものがたり)なり

天地の神の御旨(みむね)を明かに
    悟るは是の神書(みふみ)なりけり
               (大正一三年一〇月一四日)
天国や中有界や地獄道
    詳細(つぶさ)に覚る神の書(ふみ)かな
                 同右