のである。
 つぎに変性女子は三十年間の神業に奉仕して、もって五六七(みろく)神政の成就を待ち、世
界を善道にみちびき、もって神明の徳沢に浴せしむるの神業である。神業奉仕以来、本
年をもって満二十三年、残る七ヶ年こそ最も重大なる任務遂行の難関である。神諭
に曰く、
 「三十年で身魂の立替立直しをいたすぞよ」
と。変性男子の三十年の神業成就は、大正十一年の正月元旦である。変性女
子の三十年の神業成就は、大正十七年二月九日である。神諭に、
 「身魂の立替立直し」
とあるを、よく考えてみると、主として水洗礼の霊体両系の改造が三十年であって、
これはヨハネの奉仕すべき神業であり、体霊洗礼の霊魂的改造が前後三十年を要すると
いふ神示である。しかしながら三十年と神示されたのは、大要を示されたもので、決し
て確定的のものではない。伸縮遅速は、たうてい免れないと思う。要するに、神界