四日市教室の勉強会は、第4巻33章から始まった。
国祖のご隠退を画策する八王大神・常世彦と常世姫は常世会議における大道別の智略を天則違反とし、
国祖に訴え聖地からの追放を迫る。 国祖は神政を支える大事な功臣であることを分かっていながらも、
自ら定められた天則に反したことを許すことが出来ず、断腸の思いで追放することを決断された。
大道別は竜宮海に身を投じ、その和魂と幸魂は海上の守護神となり国祖より琴平別神という名を与えられた。
また、荒魂と奇魂は陸上の守護神となり、日の出の神という名を与えられた。
聖師は「新月の光」の中でで、日の出の神はご自身のことであると述べられている。日の出の神については
今日までその理解が誤って解釈されることが多かったが、物語において明らかにお示しになっているのである。
さて一旦は改心した常世彦・常世姫であるが、子の高月彦に八岐大蛇が、妹の初花姫に金毛九尾がそれぞれ
憑依し、常世彦・常世姫の二世となった。邪神はあくまでも国祖の神政を覆さんと執拗に企むのである。
17巻・第9章大逆転と、第10章四百種病を拝読した。
〜比沼真名井ヶ原に現れた豊国姫の瑞の宝座に詣でた平助・お楢・お節の三人で あったが、平助は不慮にも腰を
打って昇天してしまう。黒姫は、その出来事につけ入り瑞の宝座をけなし、残されたお楢をウラナイ教に入れようとする。
”黒姫の言辞にかかれば十中八九はやられてしまう”と示されている如く、お楢もその舌鉾にやられてしまうのであるが、
邪神の言もそれなりに筋が通っていて、しっかりと御教えを修めていないと説き伏せられてしまうのである。
邪神に大切な魂(玉)を取られることのないよう、神様の御教えを柱として審判をしなければならない。
黒姫のそのまた一段上を行くのは、偽日の出の神を標榜する高姫である。四百種病には高姫の筆先が出てくるが、
瑞霊を嫌い素盞鳴大神の御神業を執拗に妨害するのである。
〜次回は18巻。弥仙山の因縁について示されています。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
青梅教室では、第2巻の6章・7章の勉強会を行った。
〜第6章・モーゼ(天道別命)とエリア(天真道彦)が現れる。悪神の仕業で神界の秩序が乱れ、大混乱の兆しがあるとして、
国祖国常立命と共に天地の律法を制定されることとなった。
〜第7章・稚桜姫は大八洲彦命、木の花姫命と共に新高山に下り給うた。高砂の神島は、台湾島のひな型であり、
国治立命の厳の御魂の分霊が秘めおかれたる重要な聖地である。
稚桜姫は高砂島で真道彦命から紫紺色の玉、奇八玉命から日生石、真鉄彦より水晶、武清彦から黄金の玉、
速吸別から紅色の玉を、それぞれ献上され、この五つの玉を竜宮島に秘めおかれた。
稚桜姫命は、高砂島からの帰還の途中に邪神の妨害にあうが、天の真澄の鏡の威力によって危難を救われた。
天の真澄の鏡と国の真澄の鏡のことを”天地合わせの鏡”というが、鏡とは神の御教えのことであり、天地の鏡とは、
即ち瑞の御魂の教え(天の真澄の鏡)と厳の御魂の教え(国の真澄の鏡)を指す。
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