三(み)つの御魂(みたま)に 神習(かむなら)ひ
三月三日(さんぐわつみつか)の 桃(もも)の花(はな)
五月五日(ごぐわついつか)の 桃(もも)の実(み)と
なりて御国(みくに)に 尽(つく)せかし
神(かみ)は汝(なんぢ)と 倶(とも)にあり
御仁慈(みなさけ)深(ふか)き( ) 大神(おほかみ)の
御手(みて)に曳(ひ)かれて 黄泉国(よもつくに)
うとび来(きた)らむ 曲神(まがかみ)を
誠(まこと)の教(をしへ)の 剣(つるぎ)もて
善言美辞(ぜんげんびじ)に 打払(うちはら)ひ
その身(み)その侭(まま) 神(かみ)となり
皇御国(すめらみくに)の 御為(おんため)に
力(ちから)限(かぎ)りに(に ) 尽(つく)せよや
神(かみ)を離(はな)れて 神(かみ)に就(つ)き
道(みち)に離(はな)れて 道(みち)守(まも)る
誠(まこと)一(ひと)つの(の ) 三五教(あななひけう)の
月(つき)の心(こころ)を 心(こころ)とし
尽(つく)す真人(まびと)ぞ 頼母(たのも)しき
あゝ惟神(かむながら) 々々(かむながら)
御霊(みたま)の幸(さち)を 賜(たま)へかし